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そうだ 京都、行こう。 夜の清水へ

2024.12.18

「そうだ 京都、行こう。」

2年前の冬にも満喫した京都。
前回訪れることが出来なかった場所もたくさんあったので、遅い夏休みを利用し遊びに行ってきました。

秋の京都では、この時期だけの特別拝観やライトアップなど多くのイベントが開催されています。
今回はこのシーズンでしか味わえない特別な京都を堪能すべくいざ出発です。

東京駅から2時間ちょっと、まずはホテルに荷物を預けて腹ごしらえからスタート。
京都と言えば歴史的な建造物や山や川に囲まれた四季折々の風景が最大の魅力ですが、「京の食文化」も忘れてはいけません。

特に美味しいものに目がない私にとってここは重要なポイント。

という事で、京都の1食目はこちら。
烏丸御池からほど近い古い町家造りの建物が多く残る新町通りに佇む「手鞠鮨と日本茶 宗田」さん。

こちらは色とりどりの見た目にも美しい手毬鮨が頂けるお店。
2018年オープンと比較的新しいお店、モダンでお洒落な雰囲気です。

こちらがその手毬鮨。
舞妓さんが寄席でおちょぼ口で食べられるようにひと口サイズに仕上げたのが発祥といわれています。

宗田さんの手毬鮨は糖質を抑えるためシャリは通常より小さめで、ネタも塩分を控えるために酢や橙(みかん)で味を整えるなど健康に配慮されているそう。
ネタには、舞鶴漁港直送の魚介を始め旬の新鮮野菜など地元京都産のものが使われています。

味噌やクリームチーズ、胡椒などで味付けされたお鮨は普段食べているものとは一線を画すもの。
最初は合うのか?と思いましたが、これがまた絶妙なのです。
様々なネタがのっていて14貫飽きることなく美味しくいただけました。


腹ごしらえを終え向かったのは最初の目的地「二条城」。
宗田さんから徒歩で15分くらいなので、歩いて移動します。

途中何やら雰囲気の良いお店を発見。

MAISON TANUKI」さん。

私の感が働く。
ここ絶対美味しそう。

という事で寄り道。

中に入ってみると焼き菓子が。

イートインもあり、素敵なスイーツが頂けるようですが食後という事もあり焼き菓子を買うことに。
この画像には写っていないのですが、ここのガレットブルトンヌが絶品。
バターの香りが濃く、卵の味もしっかりと感じる逸品で最高でした。

寄り道も楽しみつつ目的地の二条城へ到着。

1994年に世界遺産に登録された元離宮「二条城」は日本絵画史上最大の狩野派による障壁画や欄干彫刻、金の金具によって装飾された豪華絢爛な御殿が魅力の場所です。

眩いばかりの光を放つ二の丸御殿の大広間。
あまりの佇まいに言葉を失います。

1867年 この二条城二の丸御殿の大広間で第15代将軍 徳川慶喜により大政奉還の意思が表明されました。
幕府の終焉を見届けた歴史的に貴重な場所に立つことが出来、感無量です。

現在二条城では長年非公開となっていた本丸御殿が今年の9月より18年ぶりに一般公開されています。
こちらは完全予約制のため今回は残念ながら見れず。

これから京都に行くという方は是非予約して本丸御殿も拝観してみてください。

二条城を堪能した後は清水方面へ移動。

この日最後の目的地清水寺へ向かう前に、二年坂、三年坂を散策。
修学旅行以来の清水、人気の場所なだけに平日でしたが観光客で溢れかえっていました。

夕暮れ前でしたが、三年坂から望む八坂の塔がとっても綺麗でした。

花より団子派の私はやはりこちらも。

藤菜美 三年坂本店」さんでお団子タイム。
小粒で甘さ控えめなので、秒でなくなりました。

小腹を満たした後は、もう一カ所予約していた場所へ。

それがこちらの「嘉祥窯」さん。
場所は三年坂にあります。

こちらは手軽に陶芸体験が出来るお店。
かなり昔ですが、自宅に陶芸部屋があり作陶に勤しんでいたことも。
その影響か焼きものには以前から興味があり、久々に作陶したくなりこちらの体験教室へ伺いました。

30分と観光客向けの体験なので凝ったものは作れませんが、久々に土に触れられるだけでも楽しそう。

受付をし荷物などロッカーに預けたらいざろくろへ。

今回私は中サイズの浅めの小鉢を作ることに。
始めての方でもスタッフがつきっきりで教えてくれるので安心です。

基本電動ろくろが苦手、手びねり派の私。
それでもいざ触ってみると手の感覚が覚えているのか、意外に綺麗に出来ました。

もう自宅に陶芸のお釜も道具もないけれど、久々に陶芸やりたくなったかも!

完成したら最後に釉薬を選び終了。

私はお刺身を盛ることを想定し、安定の白い釉薬に。
結果物凄くシンプルな小鉢に。まあいっか。笑

成型後は乾燥などの工程があるので、完成した器は3週間後ぐらいに自宅に届けてくれます。
どんな器に仕上がっているのか楽しみだなぁ。

京都の町でこんな体験するのも面白くておすすめですよ。

そして本日の一番の目的地清水寺へ。

通常清水寺の拝観時間は6:00~18:00ですが、春、夏、秋の限られた期間は夜間特別拝観が行われているんです。
この期間中は開門時間が21:30まで延長され、ライトアップされた清水寺を拝観することが出来ます。

清水の舞台もこの人だかり。
ライトアップが始まる前にいい場所を取ろうと人が押し寄せていました。

私はライトアップされた清水の舞台を眺めたかったので、人込みを掻き分け奥の院まで移動。

17:30になりライトアップが始まります。

奥の院まで移動して大正解、昼間見る清水寺とはまた違った幻想的な風景に出合えました。
清水寺から放たれている青い一筋の光は、「観音慈悲光」と呼ばれ清水寺の本尊・十二面千手観音菩薩立像の慈悲を表しているそう。

昼間の厳かな雰囲気もいいけれど、この時期にしか見られないこんな景色も素敵ですね。

清水寺を後にし、一日の締めくくり夕飯を食べに移動です。

清水寺から錦市場方面へ。
バスで移動しようかと思いましたが、物凄く混んでいたので徒歩で移動。
距離で2.5km 30分ちょっと。普段からたくさん歩いているので余裕です。

到着したのは錦市場のすぐそばにあるこちら「モトイギョーザ」さん。

こちらミシュラン 1ツ星で百名店にも選出されたフレンチの名店「MOTOI」さんの餃子専門店。
このモトイギョーザさん自身もビブグルマンに選出され、百名店にも選出されているそうです。

餃子専門店ですが、店構えはカジュアルでカフェのような雰囲気。


餃子部部長たるもの、やはり一食は餃子食べないといね。笑

モトイギョーザさんの餃子は水餃子を含め全6種類。
19時過ぎでしたが、この日はすでに2種類が完売していました。

という事で一番ベーシックなモトイ餃子とやさい餃子を注文。
それにビールとご飯。おつまみによだれ鶏、完璧です。

モトイ餃子はがっつりニンニクの効いた食べ応えのある味わい。
出し醤油とお酢でご飯によく合います。

やさい餃子はキャベツ、椎茸、九条ネギを使用して白味噌でまとめた一風変わった餃子。
麻辣味噌が添えられていますが辛いのが苦手なので、酢醤油で。
こちらはかなりあっさりとした感じ。やはり私はニンニクがっつり、お肉ジューシー派です。笑

こちらのお店は餃子専門店だけにサイドメニューが少ないので、軽く1件目という利用が良さそうです。
初日はこれにて終了~。

次回「そうだ 京都、行こう。龍に会いに建仁寺へ」編に続く。

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