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YOSHI

虎ノ門 flour+water ~ヒルズ巡り

2024.07.19

先日の山ログを見てもらえれば分かりますが、6月は飛ばしに飛ばし食べまくり。
とてもじゃないが恐ろしすぎて体重計にも近づけず。

そんな状況にもかかわらず、懲りずに今月もまさかの食ネタ・・・
興味のある方は是非お付き合いください!


今回伺ったのは「flour+water」虎ノ門ヒルズ店
行列の絶えない中目黒にある人気店「flour+water」さんが、今年1月に出店した新しいお店。

中目黒ほど混んでいないという前情報でしたが、3連休のど真ん中ということもあり30分ほど並びました。

このお店のウリは、なんと言っても美味しいパンをメインとしたブランチセット。

内容はサラダ・スープ・パスタから1皿と、パン4つにドリンク(紅茶)がセットになって1980円。
メインのパンは10数種類の中から4つ選べます。
セットのドリンクは20分毎にフレーバーの変わる紅茶が運ばれてきます。こちらは時間が許す限り何杯でも。

今回はパスタをチョイス。

この日のパスタは「九条ネギとベーコンのトマトソース」。
夜はイタリアンレストランとして営業しているだけあって、パスタの茹で加減もソースの絡み具合も絶妙。
意外にあっさりとしていたので、惣菜パンと一緒に食べてもぺろりといけちゃいました。

サラダも一口頂きましたが、生姜の効いたオレンジの自家製ドレッシングが美味しい!
そこまでボリュームはないので、パンをメインに考えているならちょうど良さそうです。

そしてそら豆のスープ。

カフェオレボウル的なかなり大きい器に入ってきます。
一緒に行った従妹は量が少なそうという理由でスープを選んでいましたが、これが意外にボリューミー。笑

そしてブランチセットのメインとなるパンがこちら。

系列店「One Hundred Bakery」で販売している純生食パン『100 One Hundred』に加え、クロワッサンや惣菜パンなど種類が豊富。スタッフの方が運んでくるトレーの中から一人4つづつ選べます。

今回は惣菜パンと枝豆のリュスティック、食パンなどをチョイス。選んだパンはリベイクしてテーブルに運ばれてきます。

100 One Hundredは小麦粉100に対して水分量も100%を実現した世界初の食パン。
通常の食パンは水分量が65%前後なので、かなり柔らかくてふわふわもちもち。

100 One Hundredやクロワッサンなどシンプルなパンにはテーブルにある自家製バターホイップやオリーブオイル、ジャムを添えて。どちらかというとハード系のパンが好みの私ですが、ふわもちな100 One Hundredと自家製バターホイップの組み合わせは絶品でした。

種類が食べたい時には友人と被らないようにパンを選んでシェアするのがおすすめ。
食べきれなかったパンはお持ち帰りも出来るので、量が食べられないという女子でも安心です。

メニューには書かれていませんでしたが、スタッフの方の説明でパン4つの内1つをティラミスに変更可能とのこと。
「そりゃティラミス行くでしょ!」と迷わずチョイス。

いやぁ、お腹パンパン。
結果、パンは食べきれなかったので2つお持ち帰りにしてもらいました。

実際パン4つはかなりハードなので、1つはティラミスに変更し食べられなかったパンをお持ち帰りするのが内容的にもベストな気がします。虎ノ門ヒルズという場所を考えたら、このセットはかなりコスパもいいんじゃないでしょうか。

SDから近い中目黒にもお店があるので気になる方は是非~。

お腹を満たした後は、虎ノ門ヒルズから麻布台ヒルズまでお散歩。
ティラミス分だけでもいいから燃焼したい。笑

虎ノ門ヒルズのお目当てはこちらの「Comme’N TOKYO」。
さっきパンを食べたばかりだというのに、またもやパン。

「Comme’N TOKYO」は、2年に一度開催されるパンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で、2019年 に総合優勝を果たした大澤 秀一さんが率いるベーカリー。

横に広いカウンターにはこれでもかとパンが並んでいます。
陳列の仕方もお洒落で、見ているだけでワクワクしてきます。

これこれ、大好きなハード系パン。

あくまでも目指すのは「日本人にとっておいしいパン」という大澤さん。
見た目はかなりのハード系に見えますが、そこまで硬すぎず食べやすいというのが印象です。

バケットも外側のクラストは薄めでカリっと、中はふんわりとやわらかでしっとりしている感じ。
ライ麦を使用しているパンも酸味を出来るだけ抑えているとのことで、とても食べやすいんです。

人気のパン屋さんは夕方には売切れてしまうところも多いですが、「Comme’N TOKYO」さんは夕方まで焼いては補充を繰り返すそう。だからいつ行ってもぎっしりパンが並んでいてテンションが上がるんです。

そうなると売れ残りが心配になるところですが、大澤さんは無駄を出さないという信念のもとにパンを作っており、今までに一度もパンを廃棄したことがないそう。
売れ残ったパンは翌日惣菜パンにしたり、もう一度生地に混ぜて新しいパンとして世に送り出しているんだそうです。
そんな経営方針も魅力的です。

無駄がないと言えばこちらも。
パン屋に隣接したメレンゲが主役の『Comme’N MERINGUE』。

パン作りの中で大量に生まれる卵白の余りを使用し、メレンゲスイーツとして販売しています。
本当に無駄がない。

何を隠そう大のメレンゲ好き。
これは買わなきゃと思いましたが、こちらは余った卵白を原材料としているので数に限りがあり、残念ながら私が行った時間にはほぼほぼ売り切れでした。

唯一買えたのがこの「Meringue Fine(メレンゲバー)」。
メレンゲを薄く広げて、ナッツをトッピングしたもの。

サクサクふわふわなメレンゲとは一線を画す板状のバー、これはこれでパリパリ食感が癖になります。

予想通りブラックコーヒーとの相性は抜群!

因みに写真のマグカップはTuxtonに別注した今シーズン発売の新作。
長年愛用しているオーバルプレートと組み合わせて一足先に使わせてもらいましたが、これがまたダイナーっぽい雰囲気でいいんですよね~。

カップ以外にプレート、ボウルも発売されるので皆様お楽しみに~。

バニラアイスにトッピングも最高~。

マクドナルドのサンデーカップに入れて。
メレンゲバーを砕いて。
くるくる混ぜて。

オリジナルマックフルーリー完成!!笑

そしてもう一つ注目を浴びているのが、子供達が主役の「Comme’N KIDS」。

こちらは、店内に入れるのが小学校6年生までの子供のみ。大人NGというパン屋さんになっています。

この入口も小学生の子供でちょうどいい高さとなっていました。
見ているとお母さんからお金を渡されて子供だけで入店。
店内の様子は分かりませんが、恐らく自分達でパンを選んで支払いもして・・・
「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめてのパン屋」、想像しただけでワクワクしちゃいますね。

土日は整理券配布らしいですが、ご家族連れで訪れた際には是非行ってみて下さい。

そして麻布台ヒルズに行ったなら、「Hills House Sky Room Cafe & Bar」も超おすすめ。

ここは麻布台ヒルズの34階に位置するカフェ。
スイーツやコーヒー、夕方以降はお酒なども頂けます。

このカフェの特徴は何と言っても東京タワーを間近で一望できる33階の展望フロワーに併設している点。

カフェの前に広がる大階段を降りると展望フロワーとなっています。
この展望フロワーはHills Houseのカフェやレストランの利用者のみが利用できる仕組み。
そのためドリンクやスイーツの金額とは別にチャージ料が一人500円かかりますが、展望台の入場料と思えば全く気になりません。

実際に東京タワーのメイン展望デッキは入場料 大人1200円かかります。
500円で東京タワーのメインデッキを見下ろせるんだから安いもんです。

この景色、ヤバくないですか?

反射しないようにガラスにぴったりと携帯を付けて撮影。

鉄塔の足元から先まで。
さすがにこの大きさの東京タワーを真横から眺めるのは初。
ちょっと興奮しちゃいます。

広角で撮影するとこんな感じ。

この日は雲が多く見えませんでしたが、天気が良ければ富士山も綺麗に見えるみたいですよ。

こんな素晴らしい景色とともに頂けるコーヒーは以前ブログで紹介したこともある南青山の「Little Darling Coffee Roasters」がこのお店のために焙煎したオリジナルブレンド。

スイーツは三國清三シェフが監修する「Dining 33 Patisserie a la Maison」のケーキが日替わりで5種類ほど揃っています。
このエクレアも美味しかったけど三國氏だけにまあまあ高いです。笑

以前のブログにあまり行かないと書いていた割に、ここ最近行く機会が多い虎ノ門・麻布台ヒルズ。
恵比寿からも日比谷線ですぐ、六本木→神谷町→虎ノ門ヒルズと1駅づつの移動で3つのヒルズにアクセス出来ちゃいます。

SDのお買い物帰りに”ヒルズ巡り”なんていうのも、いいかもしれませんね。

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