急遽決めた休暇だったこともあり、今回は泊りでの旅行予定は無し。
紅葉シーズンなのにどこにも行かないのは勿体ないと思い、CMで気になっていた秩父に行くことに。
今回の一番の目的はこれ、西武鉄道 特急ラビュー(Laview)に乗る事。
鉄道好きとかではないですが、CMで見たこのラビューが物凄く快適そうだったので一度は乗ってみたいなと。
しかも乗車料金にプラス900円の特急料金のみと、このご時世になんとも良心的な価格。
ローコストとはありがたいですね~。
リビングのようにくつろげる特急車両というのがコンセプトのラビュー。
シートは座面が厚めでふかふかのリクライニングシート、まるで1シーターのソファのような感覚です。
足元のスペースも広々としているし、床もカーペットだったりと、コンセプト通りのくつろげる雰囲気。
縦1350mm×横1580mmの大型窓ガラスは開放感抜群、飯能を過ぎてからの自然豊かな眺望が大パノラマで見れたり最高です。
シートを向かい合わせにしても、肘掛けにインアームテーブルが設置されているのでドリンクや携帯なども置けて便利。細かいところへの配慮がすごいな~。
目的地の秩父までは池袋から僅か78分、こんなに乗り心地いいならもう少し鉄道旅を楽しみたいぐらいです。
あっという間に到着した終点秩父駅からは、目的地の長瀞へ向かいます。
最先端の列車から打って変わって、なんともローカルな長瀞駅。
ここから徒歩数分の場所にある長瀞岩畳へ向かいます。
大正13年(1924年)に、国の名勝・天然記念物に指定された長瀞岩畳。
隆起した結晶片岩(けっしょうへんがん)が、文字どおり岩の畳のように広がっている美しい景観。
人気の観光スポットだけに混雑を覚悟していましたが、平日だったこともあり思ったよりも人は少なくゆっくりと岩畳を堪能することが出来ました。
紅葉も期待していましたが、暖かい日が続いたため思ったほど色づいておらず残念。
とはいえ、この景色を見ながらただひたすらぼーっと贅沢な時間を過ごすことが出来大満足です。
この日は時間がタイトだったので乗りませんでしたが、紅葉の見ごろであればライン下りも良さそうですね。
県の有形文化財に指定されている秩父神社は、秩父地方の総社で創建は二千年前だそう。
三猿と言えば、日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」が有名ですが、こちらは「お元気三猿」と呼ばれるもの。同じ作者らしいですが、日光東照宮の「悪いことは、見ない。聞かない。言わない。」に対して、「よく見て・よく聞いて・よく話す」というなかなかの愛嬌っぷりです。
そうそう秩父神社と言えば、例大祭が12月2日・3日にて開催されます。
京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられており、300年以上の歴史を持つ秩父を代表するお祭り。
毎年20万人以上もの人が集まり、秩父の町を盛り上げています。
NAOさんもこの「秩父夜祭」に昨年行ったそうですが、冬は空気が澄んでいるから花火の見え方が半端じゃなく綺麗だそう。この話を昨年聞いていたから、一度は見に行きたいなぁ。
都心からもすぐなので、興味のある方は「秩父夜祭」いかがでしょう。
秩父神社でパワー注入した後はこちら「泰山堂」へ。
「泰山堂」さんは古民家を活かした雰囲気抜群のカフェ。
ご夫婦で切り盛りされており、ショーケースには娘さんが作った美味しそうなスイーツが並んでいました。
こちらヌガーが有名だそうですが、お腹がいっぱいだったので今回はドリンクのみ。
歩き回って疲れていた体にカフェラテが沁みました。
本当はランチで行きたいお店が2軒あったのですが、まさかの2軒揃って臨時休業。泣
旅にご当地の美味しい食は欠かせないのにショックすぎます。
最後に秩父で有名な「ちちぶ餅」を買いに水戸屋本店へ。
ものすごく柔らかいお餅に甘さ控えめの餡がぎっしり。
袋から出して写真撮ろうと思っていたのに、すっかり忘れて食べてしまいました。笑
手で持つとその柔らかさに驚きますよ!!
日帰りで行ける東京近郊にも素晴らしい場所がたくさん。
これだけ遊んで夕方には池袋にいるんだから、ほんと近いですよね。
今回食べられなかったランチの件もあるし、リベンジ秩父は決定ですかね。