9月に突入したというのに連日30度越えとか、日本の秋はどこへ行っちゃったんでしょうか。
もう暑いのにも飽きたし、おしゃれも楽しみたいから早く涼しくなって欲しいものです。
そんな愚痴はさておき、暦的には秋ですが夏真っ盛りの北海道へ遊びに行ってきました。
人生3度目の北海道、過去2回は冬山目的だったので夏の北海道は今回がお初でございます。
動物たちの”ありのままの姿”が見られる「行動展示」で有名な人気の動物園。
TVの特集を見てから行きたいなと気になっていた場所。
スタッフの手作りであろう看板にほっこり。
旭山動物園の魅力はこんなところにも。
ここ旭山動物園にいる動物たちはやたらと元気、よく動きます。
何より、動物との距離が近い。
「ホッキョクグマ館」では巨大水槽の中で元気に泳ぎまわるホッキョクグマが観察できます。
水槽のガラスに手をついてターンとかするから、実際にはすんごい迫力です。
ホッキョクグマと言えば、光の乱反射によって白く見えているだけで実は毛の色が透明なんですよね。
話は聞いていましたが、実際にこんな近くで見ても白いのに不思議でしょうがない。
しかも毛をかき分けて見える地肌は真っ黒だとか、、、
毛を刈った姿を想像したらちょっとシュール。笑
これまた行動展示で気持ち良く泳ぎまわるペンギンの姿が楽しめます。
元気な姿が見られるのはいいのですが、スピードが速すぎるのが難。
撮るのに必死。
これ触れるぐらいの距離。
私たちの頭上にあるつり橋を普通に行ったり来たり。
何ならおしっことかかかりそうで心配だし、どうして逃げちゃわないのかも不思議。
皮膚の感じとか体の作りがどうなっているのかよく分かる!!
子供にはいい勉強になりそうです。
人気どころをゆっくり回って3時間ほど。
動物にエサをあげるもぐもぐタイムを見たり、全部を見て回りたいという方はもう少し時間に余裕を持っても良さそうです。
美瑛は北海道のほぼ中央「旭川市」と「富良野市」の中間に位置する雄大な景色が魅力の街です。
この富良野線は1両編成のローカル線。
なのでホーム中央にしか止まらないので、旭川のホームで焦る焦る。
更には、富良野線Suica対応していません。
モバイルSuicaが当たり前になっていたので、旭川の自動改札で一生懸命タッチし、駅員さんにSuica対応していませんよと声を掛けられる恥ずかしさったら。笑
券売機も少ないので切符を買うのにも時間が掛かります。
なので余裕を持っての移動がおすすめです。
ほんと超久しぶりに切符というものを買いました、これもまた新鮮。
美瑛の駅に至っては自動改札機もないので、駅員さんに渡してスタンプを押してもらいます。
「切符切り」じゃなくてスタンプも初、色々新鮮です。
この青い池の写真がAppleの壁紙に採用されたことで一躍人気スポットとなったこちら。
1988年の十勝岳の噴火に伴い火山泥流を防ぐための防災対策として作られた堰堤(小規模なダムのようなもの)に、偶然水が溜まってできた人工の池。
白金温泉地区にある「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ美瑛川の水などが混ざることでコロイドという目に見えないほど細かい粒子が生成されるそう。そこへ降り注いだ太陽の光が粒子によって散乱することで、色鮮やかなコバルトブルーが生まれているんです。
このコバルトブルーの青い池を見るには条件が重要。
・数日雨が降っていない
・当日は雲の無い晴天
私が訪れた当日はというと
・前日の夜に雨
・当日は晴れてはいるけど雲多め
という事でコバルトブルーとはいかず若干緑がかった青い池になってしまいました。
こればっかりは運だからしょうがない、それでも普段見ることの出来ない景色を堪能出来て良かったです。
美瑛 の白金温泉地区にあり十勝岳連峰の地下水が溶岩層の割れ目から、白ひげのように美瑛川に流れ落ちていく日本でも珍しい「潜流瀑」という滝。
その落差は約30メートル、壮大なスケールです。
先程の青い池のルーツとなるのが美瑛川とこの白ひげの滝。
前日に雨さえ降っていなければ、色鮮やかな「ブルーリバー」が見れたのですが残念。
それでも崖の割れ目から流れ落ちる滝は見事の一言です。
ここは広さ15ヘクタールという広大な敷地に色鮮やかな数十種類の花が咲く展望花畑。
丘の街 美瑛を象徴するかのような雄大な景色が楽しめます。
なだらかに広がる花畑の向こうには十勝岳連峰がのぞめます。
しばしゆっくりと景色を堪能。
とはいえ、ケイトウやマリーゴールド、ひまわりと十分すぎるほど色鮮やかな花畑。
映える写真を撮ろうと必死。笑
よく行く昭和記念公園のひまわり畑とは比べ物にならないスケールでした。
何も遮るものがない広大な景色を見ながらゆっくり散歩を楽しみました。
ベンチになんて座ったらひたすらぼーっとして動けなくなるので要注意。
地元の方に伺ったらここ新栄の丘から十勝岳の噴煙も見れるとのこと。
この日は雲が多く私達では区別がつかず分かりにくいのですが、多分画像の中央のがそうだと思う。笑
地元の方にあれだよと教えてもらったので間違いないはず。
20数年前ぶりとなる小樽。
今回は一緒に行った従妹がどうしても小樽で雲丹丼を食べたいとのリクエストで急遽行くことに。
硝子で有名な街だけに、ホームのいたるところにお洒落な硝子ランプが。
レトロな雰囲気で素敵ですね。
そして従妹が楽しみにしていた三角市場にある「滝波食堂」さんへ。
こちらは10種類のネタから自分で好きな具を選べるわがまま丼が名物。
さすが人気店だけあって1時間は並びました。
従妹念願のわがまま丼はムラサキウニとバフンウニにいくらという贅沢な一杯。
雲丹が時価だけにこれで5500円、ほんと贅沢です。
丼は普通サイズと小振りが選べます。
左奥が小振り、手前が普通盛り。
これ、女性なら小振りで十分です。
足りないかも~と普通盛りにしましたが、とにかく具も大きくてボリューム満点なので普通盛りだとかなり苦しいです。
欲張るんじゃなかったな。
お昼に思いのほか時間が取られてしまったので、運河はサクッと散策。
最後に北海道出身の友人おすすめ「かま栄」さんの工場直売店でお土産の練り物を購入し帰路へ。
2泊3日の弾丸旅でしたが、初めての夏の北海道を堪能することが出来ました!!
帰りの新千歳空港はちょっとした市場並みの活気で、これでもかとお土産を買い漁りました。
最後の最後まで楽しませてくれる北海道最高です。
急遽決めた旅だったので、小樽に住んでる後輩にも連絡せず。
SNSを見て「小樽にいるんですか!?」と。
久々に会いたかったとのことなので、今度はゆっくりと時間を取って行きたいと思います。
イッチー、その時は美味しいお店たくさん連れてってね!