ずっと気になっていた恵比寿にある中華料理「coyacoya」さん。
中華料理というよりは中華バルといった印象の東京らしいお洒落なお店。
このお店の存在を知ったのがコロナ過真っただ中。
2年の歳月を経てようやく念願の「coyacoya」さんへ行くことが出来ました。
予約は一切受けておらず、そして席数もカウンター13席、立ち飲み2席とこじんまり。
人気店だというのは聞いていたので、17時のオープンなら入れるだろうとオープン10分前にお店へ到着。
が、まさかの並び。
そして嫌な予感。
ちょうど私達の前までで満席。
そうなっちゃいます?涙
普段並ぶのは苦手なんですが、この日は「coyacoya」さんが目的だったので腹を括り待つことに。
そして、待つこと1時間半。
飲食店でこんなに並んだの初めてかも。
めちゃくちゃ頑張りました。
ということで、この日私の胃袋に納まった美味しい料理のご紹介です。
見た通り、具は一切ありません。
麺そのものを楽しむという究極の焼きそば。
そして、これが超美味しい。
揚げ焼き風の麺に、深みのあるソース。
ウスターだけでなく、恐らくオイスターが隠し味で効いているんじゃないかと皆で予想。
美味しい料理を食しながらの、くだらない会話も楽しい。
これね、癖になる美味しさなので要注意です。
見た目にもお洒落なポテサラはローズマリーの香り豊かな一品。
ナッツも香ばしく食感も楽しい。
そしてみんな大好き味玉。間違いないやつ。
視覚、味覚、嗅覚、全てが満足。
「細切り干豆腐」も気になっていたメニュー。
味違いで2種類ありましたが、こちらは煮干し。
煮干しにピスタチオと洒落た味付け。
自分では思いつかない組み合わせ。
家で干豆腐はあまり使わないけど、なんかいろんなアレンジが出来そう。
そしてもちろん、これも美味。
煮干しが美味しかったので、結局オリーブ味も追加オーダー。
良く食べる。笑
こちらは黒コショウがピリリと効いてお酒が進みます。
焼きそば同様シンプルだけれどセンスの良さが際立つ一品でした。
もち豚の肩ロースと上質な豚肉がぎっしりと詰まったシウマイには干海老、干貝柱、干椎茸が入っています。
旨味が凝縮されていてとってもジューシー。
パリッパリで、中はトロットロの春巻き。
キノコもたっぷり入っていますが、何よりレモングラスが効いていてとても爽やかな味わい。
このレモングラスがあるとないとじゃ雲泥の差だと思います。
しつこくなくさっぱりといただけて、すっごい美味しい。
塩麹で漬けた鶏肉を低温調理でしっとりと仕上げています。
この鶏がとってもジューシーなんですよ。
他のお店だとタレのパンチに負けがちですが、こちらのよだれ鶏はお肉の味がしっかり楽しめます。
本当に何を食べても美味しいという印象。
他にも炒飯とか、この日はメニューになかった焼餃子とか、まだまだ食べたいものがたくさんでした。
プロレスラーの武藤敬司を柔らかくしたような雰囲気の店主がとにかく楽しそう。(↑ 店内の自画像、そっくりです笑)
料理を作っている時も、お客様と会話をしている時も。
「楽しい」が全身から溢れてる。だから見ていてこっちも楽しくなる。
次から次へとオーダーが入って忙しいはずなのに、店内の人にも外で並んでいる人にも、巧みな話術でコミュニケーションを欠かさない。それはそれは細やかな気遣いで。
色々勉強になりました。
ちょっと並ぶのが大変だけれど、開店30分前ならおそらく大丈夫。
どれも美味しいので気になる方は是非。
店内での飲食はちょっとという方は、焼きそばのみですが前日予約でテイクアウトもしてくれるそうですよ。
今度は気合を入れてオープン30分前に集合だ!!