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TAIZO

E.T.

2022.02.25

1982年公開の映画「E.T.」。
今年で40周年を迎えます。
自分はその頃小学生。
一気に引き込まれて、見終わったあともずっとあの曲が頭の中でループしていました。
それから何度見たかわかりませんが未だに楽しめる。

スピルバーグ監督がE.T.の脚本を最初に持ち込んだのは「未知との遭遇」を配給したコロンビア・ピクチャーズでしたが、彼らが興味を示さなかったため、ユニバーサルに持ち込んだそう。

そしたら当時の映画市場最大の興行収入、およそ3億ドル(当時のレートで745億円)を記録するほど大ヒット。1年間にわたって公開されました。
しかもハリウッド映画としては低予算の1050万ドル(26億円)の制作費で。
製作スタジオが大ヒットした映画の続編を望むのは当然の成り行きで、ユニバーサルもスピルバーグ監督に続編を依頼。
脚本家のメリッサ・マシソンは、エイリアンに誘拐されたエリオットと彼の友達が何とかしてE.T.にコンタクトを取り、今度はE.T.がエリオット達を助け出す展開になるストーリーを作りましたが、スピルバーグは、続編はオリジナルの価値を損ねてしまうと、最終的に続編はやめたそうです。
個人的にもこれは賛成。
続編はだいたいがっかりするパターンが多い気がします。

けど、Xfinityがプロモーション用に制作したこのショートムービー「A Holiday Reunion」はちょっとワクワクしました。


スター・ウォーズシリーズのジョージ・ルーカスとスピルバーグは親友同士で、二人は自分の映画にお互いの作品を登場させています。
E.T.では主人公のエリオットが学校へ持っていっていたランチボックスのデザインがスター・ウォーズだったり、キャラクターのオモチャで遊んでいるシーンも登場。
ハロウィンのシーンでは、ヨーダのコスチュームを着た子どもがE.T.に近寄ってくるこんなシーンもありました。


で、あの耳に残るテーマ音楽を手掛けたのは作曲家ジョン・ウィリアムズ。
彼はE.T.のテーマを手掛けるまでにスター・ウォーズ、スーパーマン、レイダースでグラミー賞 映画・テレビサウンドトラック部門受賞。
そして1983年にE.T.のテーマでも獲得。
受賞もすごいけど、曲を聴けば何の映画かすぐわかるってすごい。


あとはやっぱりコレ。
ポスターのビジュアルにもなっている、エリオット達が乗るBMXが日本のブランド「Kuwahara」っていうのがなんか嬉しい。
KuwaharaがE.T.で使われた理由には2つの説があるそう。
一つ目は、もともと日本製の自転車パーツを輸出する商社だったKuwaharaに、ユニバーサルが日本のパーツのクオリティーの高さに惚れ、BMXの製作をオファーしたという説。
もう一つが、スピルバーグがスタジオの近所で遊ぶ子どもたちに「欲しい自転車は?」と聞いたら、ほとんどの子どもたちがKuwaharaと答えたという説。
どっちもいいな。

長々と書いていたらまた見たくなってきた。
今週末にでも見ます。


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