僅か27歳の若さでこの世を去ったバスキア。
日本でも某社長がバスキアの作品を約123億円で落札したのが記憶に新しいところ。
『Jean-Michel Basquiat Made in Japan』と題された今回の展覧会は、日本の歴史や文化がバスキアの創作に及ぼした知られざる影響を明らかにしたもの。
80年代の日本の世相を反映したモチーフやひらがなを作品に取り入れたバスキアの作品を始め、世界各地から集められた約130点の絵画やオブジェ、ドローイングで構成された日本オリジナルの内容です。
当初は80点ほどの作品構成予定だったこの展覧会。
蓋を開けてみれば130点とかなり見応えのある内容でした。
木枠に自身でキャンバスを張った作品、扉や椅子に描かれたものなどその作品は多種多様。
ガラス越しではない作品は、筆のタッチや色味など実際に間近で見ることができます。
これがね、また迫力が凄い。
今から40年近く前に描かれた作品とは思えないこの感じ。
ただただ、かっこよかった。
今回は2018年に公開されたドキュメンタリー映画「バスキア、10代最後のとき」を鑑賞前にチェック。
ただ、そういった細かい情報などなんの意味ももたないぐらい作品に圧倒されっぱなし。
貴重なスケッチ、ドローイングも満載でかなり見応えがたっぷり。
『Jean-Michel Basquiat Made in Japan』は11月17日まで、六本木の森アーツセンターギャラリーにて開催中です。
芸術の秋、最高の休日となりました。
で、展覧会でテンション上がって買っちゃったバスキアT。
結構お気に入りです。笑
Ginza Sony Parkで開催されている「GHOSTBUSTERS IN THE PARK」もチェック。
Standard Californiaでも昨年コラボレーションしたGHOSTBUSTERS。
なんだか親近感。
B2Fでは、『ゴーストバスターズ』シリーズを起点としたソニー・ピクチャーズの幅広いジャンルの歴代映画を紡ぐ相関図が。
各モニターでは、その映画を代表するワンシーンが流れています。
『STAND BY ME』のリバー・フェニックス、やっぱりかっこいいな。
そういえば、現在公開中の『JOKER』では、弟のホアキン・フェニックスの怪演が話題ですね。