こんにちは、PRODUCTです。
今回も16AW新作から、ダウンコートについて。
毎年ご好評いただいているダウンアイテム。
昨年はスカイライナーベースのリブジャケットタイプだったり、一昨年は70年代のアウトドアものがベースだったりと、基本的には普段着ているものをベースに気になるところをアップデート。
そして、今年はダウンコートタイプでUS ARMY ECWCSと70’S NORTH FACE ダウンコートをMIX。
ということで今回はそのベースアイテムとアップデートポイントのご紹介。
US ARMY ECWCS JACKET GEN I 後期
ECWCSとはEXTENDED COLD WEATHER CLOTHING SYSTEMの略でアメリカ軍が開発したレイヤードによる寒冷地の保護被服システム。
で、こちらはそれの第一世代の後期型。
デザイン的にもシンプルで着やすく、機能的にももちろん最高な名作。
ただ、もともと寒冷地仕様なのでしっかりレイヤードした上に着用して風雨を防ぐものなのでサイズ感が大きめ。
それとポケットも入れやすくて便利なのですが、ベルクロが引っかかったり、劣化しやすいのがちょっと気になるところ。
70’S NORTH FACE SEROW
もう一つはこちらのダウンコート。
着丈も長くて、ダウンもパンパンですからかなりの暖かさ。
素朴でナチュラルなカラーもマウンテンパーカーのような見た目もいい感じ。
なのですが、少し素朴すぎかと…
もう少しソリッドな雰囲気とバランスにした方が着やすいというのが正直なところ。
そして腰ポケットも、フラップとその返しが大きすぎるのかほとんど使わず、サイドポケットも浅くて物が出てきてしまったりなど若干気になるところが。
SD DOWN COAT
ということで、これら気になるところをアップデートしたのが今回のダウンコート。
ポイントになる着丈も長さと暖かさを確保しながら着たままでも座りやすい長さに設定、それでも気になる時は逆開ファスナーの下を開ければ問題なし。
生地もマットさと光沢具合のバランスが良くて合わせやすい60/40クロスを使い、ダウンの量も着膨れしすぎない程よい量とシルエット。
うるさくなりがちなフード回りもゴムスピンドルと小さめのストッパーでスッキリと。
胸のポケットはスマートフォンなど入れるのに最高で、腰ポケットもフラップとファスナー付きなので、手を入れやすく擦れることも物が落ちる心配もなし。
以上、見事にアップデート完了。
今年もそろそろ出番です。