今回も18AW新作から、M51 Field Hood Coat / DLS L3について。
昨年から引き続き、防寒を目的とした日常の重ね着を楽しむDLSシリーズの新作。
アウターシェルカテゴリーのL3で、ベースはM51のいわいるモッズコート。
少しハードで重たいイメージがあるM51を、程よくライトにアップデートしておりますので、
今回はそのあたりをご紹介。
ヴィンテージのM51は、年代的にも天然素材のコットンがメインで、生地の打ち込みを良くして防水性や速乾性を上げていた頃。
コットンならではの雰囲気は良いけど、重かったり、防水性もほとんどなく機能性はいまひとつ。
ということで、今回使用したのが”タスランナイロン”。
糸を特殊な加工で起毛させてコットンのようなマットな風合いにしたナイロン素材。
そしてさらに打ち込み良くしっかり織っているので撥水性、防風性、速乾性も。
雰囲気も機能性も理想的なM51。
こちらもヴィンテージの雰囲気はそのままに着やすくライトにシンプルに。
ヴィンテージのM51は、肩章や、ウエストコード、ライナーを付けるためのボタンやパーツなどなどディティールが満載ですが、実質的に必要ないディティールをすべてなくしてフロントの開閉もリングドットに変更し簡素化。
代わりに大きくて便利なゲームポケットを背中に付けて、夜間の活動にも安心なリフレクタープリントを。
ライナーの代わりにDLSシリーズのフリースをレイヤリングすれば防寒性も問題なし。
いよいよ肌寒くなってきた今日この頃。
衣替えもそろそろかな。