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NEWYOSHI

そうだ 京都、行こう。 風光明媚な嵐山へ

2024.12.20

朝早くホテルをチェックアウトし向かったのは、風光明媚な景色で知られる嵐山。
最終日はこちらの「イクスカフェ」からスタートです。

ここは昭和初期の邸宅をリノベーションして作られた、和スイーツが頂けるカフェ。
こちらも人気店ですが開店に合わせて伺ったので待たずにすぐ入店出来ました。

そんな「イクスカフェ」の目的は、このモーニングセット。

キャラじゃないから猫型のパンには少し恥ずかしさを覚えましたが、七輪の上で自分で焼くこのお団子がどうしても食べたかった。
このお団子目的です。笑

しっかり焦げ目がつくまで多少時間が掛かりますが、そこは焦らずじっくり。
自分で焼いた熱々のお団子にみたらし。格別です。

焼いている時間も楽しいし、食べたらもちろん美味しいし、これ最高じゃないか。

パンもね、しっかり焼目付くんですよ。
これに餡バター。まずいわけがない。

伺うまでは多少映え重視かなぁ~なんて思っていたのを、反省しました。

私たちがお店を出るころには何組か待たれている方もいたので、オープン時間を狙うのがおすすめです。

「イクスカフェ」を後にし向かったのは、世界遺産の天龍寺。

ここ天龍寺は1339年 足利尊氏により、後醍醐天皇を弔うために創建されました
日本で最初に国の史跡・特別名勝に指定された場所で、1994年には世界遺産にも登録されています。

そんな天龍寺は広大な庭園や雲龍図など見どころも多いお寺です。

「曹源池庭園」

鎌倉・室町時代を代表する禅僧・夢窓疎石の手によって作られた曹源池庭園。
室町時代から江戸時代まで何度も火災に遭い、当時の建造物がほとんど残っていない天龍寺ですが、この曹源池庭園だけは当時のまま。
今なお700年前の面影をとどめている日本で最初の史跡・特別名勝なんです。

国の史跡・特別名勝に指定されている場所は全国にも36カ所しかなく、景色の国宝のようなもの。
曹源池の後ろにそびえる嵐山、その壮大なスケールに圧倒されます。

紅葉も少しですが色づき始めていて、それはそれは美しい景色でした。

建仁寺に続き、天龍寺にも「雲龍図」があります。

平日は限られた期間しか公開していない雲龍図、今回はタイミングが合い無事見ることが出来ました。

法堂の天井に描かれた巨大な雲龍図。
こちらも撮影禁止のため、カタログの写真になりますが、建仁寺の双龍図に負けず劣らずな男前の龍。
天龍寺開山650年の記念事業として加山又造画伯によって描かれたものだそうです。

360度どの角度から見ても睨まれているように見えることから、「八方睨みの龍」とよばれています。

試しにいろんな角度からぐるぐる眺めてみましたが、確かにどの角度からも睨まれた。笑

こちらは天龍寺のシンボルとも言える拝観受付の正面に鎮座する「達磨図」。

インパクトが強すぎる達磨図ですが、この達磨大師の表情に魅せられてここを訪れる人も多いそうです。

方丈の床の間にも、達磨図の掛け軸があります。
確かにこの達磨大師、気になります。

人気過ぎて天龍寺の売店で達磨大師のピンバッジやてぬぐい、クリアファイルなども売っています。
ピンバッジ好きではありますが、今回は遠慮させて頂きました。すみません。笑

広大な天龍寺の拝観を終え、渡月橋へ。

橋ができたのは834〜848年頃といわれている『渡月橋』。
全長約155m、橋の上の欄干部分が檜造りになっており、嵐山の自然美に溶け込むようデザインされています。
この橋を境に上流は大堰川、下流は桂川と呼ばれ、川の名前の境目にもなっているそう。

渡月橋を渡り、向かったのはこちらのイタリアン「儘 MAMA」。

こちらは「嵐山邸宅 MAMA」という施設内にあります。
元は阪急電鉄が保養所として使っていた建物でしたが、改修プロジェクトによりイタリアンレストランとホテルが併設された施設として生まれ変わりました。

入り口は嵐山の静かな通りにひっそりと佇む料亭のような雰囲気。

暖簾をくぐり店内に足を踏み入れると、そこには日本家屋とは思えない開放的な空間が広がっています。
天井の梁など日本家屋の趣をそのまま活かしながらもスタイリッシュな雰囲気漂う素敵なお店。

オープンキッチンというのも活気があっていい感じです。

今回は、ピッツァランチとパスタランチを注文しシェアすることに。

ランチセットにはサラダとポタージュ、ゼッポリーニが付いてきます。

このゼッポリーニが美味しすぎて止まらない。

紅生姜が入っており上にはかつお節がかかっています。
そう完全にたこ焼き。笑

食感もモチモチで揚げたこ焼きのよう。
こちらお代わり出来るので、危険です。
無限ゼッポリーニの沼にハマりますのでご注意を。

ピッツァはハーフ&ハーフに出来ます。
今回はマルゲリータと舞茸の2種類をチョイス。

この時期はやはりきのこ類外せません。
小麦の香りがこうばしい生地は、薪窯で丁寧に焼き上げられていて、外はカリッと中はもちっと。
ハーフ&ハーフが出来るのも飽きずに食べられていいですね。

パスタは京都ポークのアマトリチャーナを。

ゴロゴロと大きい豚肉が入っている肉好きには嬉しいパスタ。
麺も生パスタでゼッポリーニに負けず劣らずモッチモチです。

雰囲気良し、味良し、スタッフの方もとても感じが良く、最高のランチタイムになりました。

ピッツァもパスタもどちらも美味しいのですが、個人的にはピッツァが種類も多くおすすめです。
今回はランチの訪問でしたが、お店の雰囲気がいいので夜にアラカルトで楽しむのも良さそうですね。

しっかりと食べた後はウォーキングでカロリー消化。

渡月橋を渡りしばらく桂川沿いを歩きます。

嵐山公園を抜けて観光地 「竹林の小径」へ。

空を覆うほどの竹林が約400メートル立ち並ぶ京都を代表する観光名所。
とにかく人が多く、ここは原宿か新大久保かといった様相。
カメラのレンズを下に振ったら人の頭しか写りません。笑

ここも朝一で来るのが情緒ある雰囲気が楽しめて良いんだろうな。

そして「竹林の小径」を抜け「野宮神社」へ。
野宮神社は嵐山にある平安時代から続く神社で、源氏物語の「賢木の巻」にも登場する歴史ある場所。
とても小さい神社ではありますが、「竹林の小径」に面しているということもあり、こちらもとても賑わっています。


そんな野宮神社でおすすめなのが「開運招福お守り」。
なんとこのお守り西陣織で作られており、表には十二単の六条御息所、裏には光源氏が施されている華やかで美しいデザイン。
お守りはあまり持ち歩かないのですが、目線より高く日の当たる明るい場所であれば自宅に置いていても良いとのことなので、お土産に買ってみました。

これを機に久しぶりに「源氏物語」でも読んでみようかな。

そんなこんなで、嵐山で終わった2泊3日の京都旅。
いかがでしたでしょうか。

京都は奥が深すぎて、まだまだ足りない。
また時間を置いて、まだ見ぬ京都を発見しに遊びに行こうと誓いました。

そしてこのブログを書いているタイミングで京都初日に作った器が届きました!

もっとシュッとした感じにしたかったのに、思っていた形にはならず。泣
やはり15年のブランクは大きいですね。

それでも旅のいい記念になりました。
次のお休みはこれにお刺身でも盛ろうかな。

そして今回はこのガイドブックが非常に役に立ちました。

徒歩でのおすすめルートや所要時間も記載されており、ウォーキング派には最高のガイドブック。
電車やバスの移動では見られない京都の路地裏などの景色が楽しめるだけでなく、美味しいお店などの発見もあってとても楽しかったです。

京都でのウォーキングおすすめですよ!!

今年の年末年始はお休みも長いので旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。
是非京都旅の参考にしてもらえれば幸いです。

今回の2泊3日の総歩数。

なんと80704歩・・・
一日平均 26900歩・・・
歩き過ぎ。

ものには限度というものがあります。
皆様はほどほどに。笑

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