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YOSHI

そうだ 京都、行こう。 – グルメ編

2023.01.27

「そうだ 京都、行こう。」

急遽思い立った京都旅のグルメ編。

せっかく訪れるのなら美味しい物をたくさん食べたい。
それはどの場所に行っても同じ。特に京都はとりわけ気合が入ります。

まずはこちら、1689年創業 京都を代表する生麩専門店「半兵衛麩」さん。

生麩は独特の触感があり、煮物しかり、揚げ物しかり、田楽だったり、スイーツにもなったり、とにかく料理の幅が広い食材。
小さいころからこの生麩が大好物、京都到着最初のランチはこちらの「半兵衛麩」さんで京麸と京ゆばの点心「むし養い」を頂きました。



こちらが「むし養い」。

「むし養い」とは京言葉で軽い食事のこと。
とはいえ、これ以外にも汲み上げ湯葉やよもぎ麩の白味噌仕立て、デザートの麩まんじゅうと盛り沢山。
結構しっかりお腹を満たすことが出来ました。

今でこそ東京でもいろいろ手に入りますが、この生麩のしぐれ煮は京都の本店でしか手に入らない限定もの。
炊き立てご飯のお供に間違いないので、もちろんゲットしました。

そして一日目の締めは祇園四条にあるこちら「石堀小路豆ちゃ」さん。

こちらのお店は祇園の奥座敷・石塀小路にひっそりと佇むお店。

情緒ある石畳の路地を散策しながら向かうのも京都を感じられて、それまた一興です。

今回は「季節の豆ちゃ京懐石」を頂きました。
先付から始まる季節の7品が楽しめます。

こちら「名物のふわふわ玉子」。
こんな感じで土鍋で運ばれてきます。

目の前で取り分けて頂いたふわっふわのたまごを湯葉と出汁と共にいただく一品。

天然ぶりのお刺身。
今が旬だけにやはり美味。

生麩田楽や菜の花の酢のもの等、おばんざいが纏まった一皿。

京都産もち豚もご飯が恋しくなる感じ。

最後に羽釜で炊いた根菜御飯。

この御飯が結構量があるので食べきれないのですが、残った御飯はおにぎりにして持たせてくれます。
この心遣いも嬉しい限り。

今回はコースを頂きましたが、おばんざいを色々頼むのも楽しそうです。

2日目は今回京都で一番行きたかったお店「祇をん豆寅」さんへ。

旬のもの、美味しいものを少しずつ味わえる豆皿料理のお店。

まずは、季節のおばんざい料理が運ばれてきます。

名物はおちょぼ口の舞妓さんでも食べやすいようにと一口サイズに作られた豆すし膳。

これこれ、これが食べたかったんです。

巻物には「鬼ハ外 福ハ内」の文字が。
季節を感じさせてくれる演出も素敵です。

そして小さい割には押し寿司のようにシャリがギュッと詰まっているので、食べ応えも満足感もあります。
白味噌の味噌汁も京都らしくて美味でした。

「祇をん豆寅」さんは京都らしい風情の残る祇園 花見小路の奥にあります。
私達の良く知る赤い三角コーンも祇園の景観を損ねない竹細工仕様と色々な配慮がされています。

こんな街並みを堪能できるのもいいですね。

この日の夜は昼間贅沢したので、ちょっと抑えめに。
とはいえ手は抜きたくないので、京都を代表する老舗料亭「和久傳」さんのお味が手軽に頂ける「はしたて」さんへ伺いました。

鯛の胡麻味噌丼に人気の和久傳名物れんこん菓子 西湖がついた「はしたてセット」を。
このセットであれば2000円代とリーズナブルに老舗料亭の味が楽しめます。

「和久傳」さんだと7千円~2万円はするので、手軽に楽しみたいという方にはおすすめですよ。

ここまで紹介したのは全て下調べをし京都に行く前に予約をしたお店。
それ以外にも神社仏閣巡りの合間に立ち寄った美味しいカフェも紹介。

伏見稲荷大社からすぐの場所にある「Vermilion Cafe」さん。

店内はオーストラリア・メルボルンのカフェのスタイルを取り入れているとのこと。

京都の焙煎所「WEEKENDERS COFFEE」のオリジナルブレンド豆を使ったコーヒーや、伏見稲荷のお茶屋さん「大谷茶園」の抹茶を使ったドリンクなどが頂けます。

場所柄、観光客の方が多い印象ですが、店内で焼いているマフィンもとてもおいしかったですよ。

こちらは、三十三間堂からも歩いて行ける場所にある「市川屋珈琲」さん。

最寄り駅は清水五条になります。
京町屋を改装した店内は風情がありとてもお落ち着いた雰囲気です。

こちらではランチにデミオムライスとフルーツサンドを頂きました。

バターライスに酸味の効いたデミソースが最高に美味しい一皿。
お腹が空いていたこともあり、一瞬でなくなっちゃいました。

季節のフルーツサンドは苺と伊予柑、バナナのサンド。
濃厚で香りの強い苺がとっても美味しかったです。

頂いた珈琲は馬町ブレンドというもの。
深煎りでコクのあるコーヒーはブラックで飲むのがおすすめです。

錦市場では大好きな京生麩「麩嘉」さんの麩たい焼きも頂きました。
ほんと麩ずくめ。笑

こちらはたい焼きの皮が生麩、なのでもっちもちです。
注文してから一つ一つ焼き上げるのでいつでも熱々が頂けますよ!!

今回の京都旅、お土産もたくさん買いました。

アンディ・ウォーホル・キョウト展では、ここでしか買えない鍵善良房さんの干菓子。

1893年創業 ふやきが有名な老舗「末富」さんの新しいブランド「SUETOMI AoQ」のチョコふやきも。
これはまだ東京には進出していないとのこと。

パッケージもとってもモダンです。
もったいなくてまだ食べていませんが、美味しいのは間違いないはず。

東京進出も時間の問題だと思うので、このタイミングで京都に行かれる方は是非購入してみて下さい。

この他にも「原了郭」の黒七味、「京に咲く梅 おうすの里」のつぼ入 黒酢梅、錦市場にある「島本海苔乾物」のにしきごま」、「村上開新堂」のロシアケーキ、「麩嘉」の粟麩と麩まんじゅう、『京つけもの もり』のオリーブの漬物、、、

とにかくたくさん買いまくりました。笑

五感全てで満足できる京の都。
2泊3日でしたが、思う存分楽しめました。

さ、このお土産を燃料に頑張って仕事しよ。

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