今回はオリジナルの付属、ボタンついて。
洋服を作るのに必要な材料は大まかに言えば生地と付属だけ。
もうそれしかないので付属はとても大切で重要なパーツ。
しかも男物は特にシンプルかつベーシックなアイテムが多いのでその役割も絶大です。
今回はそんな付属の中からオリジナルボタンのご紹介。
まずはこちら。
CAN’T BUST’EMなどのワークブランドのボタンをイメージ。
ニッケルメッキに黒の墨入れ具合がシンプルでいいんです。
使っていくうちにメッキが剥がれてきてもともとの真鍮生地が見えてくる感じも最高で、カバーオール、ペインターなどのワークものとの相性は格別。
好きすぎてダック生地にさらに相性のいい真鍮生地のものも最近仲間入り。
お次はこちら。
デニムといえばこれですね。
特にデニムなどの5ポケットパンツはこのタイプのボタンがつくことで完成した感じがするぐらいのポテンシャル。
パンツのみならずトラッカージャケットも同様。
そしてこちら。
ニットやネイティブものには欠かせないコンチョボタン。
本来のコインをベースにしているものと同様の厚みのあるボディとオリジナルの幾何学模様が最高です。
塗装するとまた違った雰囲気に。
そしてこちらも。
主にシャツ、特にウエスタンシャツには欠かせないスナップタイプ。
特に7年くらい前に作ったリアルターコイズを使ったものはずっーと作りたかったもの。
ですが、物性的にもコスト的にもなかなか難しく、現実的に出来るところがありませんでした…。
しかし、それを唯一形にできたのがボタンワークス。
それが初めてのお取り組みで、今回紹介しているボタンも全てボタンワークス製。
ブツブツボタンタイプもよく見るとSDが隠れていたり、こんなものを形にしてくれるのは多分ここだけ。
最後は新作。
ミリタリー系のドーナッツボタンをイメージしたこちら。
凸の刻印の感じも、昔ながらの一本足タイプもたまりませんが、何よりメッキと塗装具合が最高。
イメージとしてはデニムにはニッケル、オリーブにはダールブラック、ナチュラルにはアイボリーで完璧。
こちらは来シーズンの新作アイテムに使用。
年明け2月の立ち上がりをお楽しみに。